ちきゅうラジオ〜ニューカレドニア

Hello everyone- hope you are enjoying the rest of the weekend and the gorgeous weather!  梅雨の中休み?梅雨明けも未だというのに、毎日初夏のようお天気が続いていますよね、みなさん、お元気ですか?
 
さて今回の「ちきゅうラジオ」からお届けする国は、天国に一番近い島、ニューカレドニア!面積は四国と同じくらいの大きさで、日本との時差はプラス2時間、直行便も飛んでいます(約8時間半)。
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世界のイチメン」レポーターは、海外在住年数14年、首都のヌメアでダイビングセンターのマネージャーを務められていらっしゃる、小川理志さん。
*右側にある「前回の放送を聞く」ボタンをクリックすると、レポート内容がお聞きできます
 
ニューカレドニアで、ツーリズムに携わる者としては、ここにいる間、少しでも多く楽しんでいただくこと、非日常な環境と時間をたくさん提供することを以前より心がけて仕事に臨んでいます。
 
と語る小川さん。
 
まずは、自己紹介いただきましょう!

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1969年京都生まれ。サラリーマン時代に趣味として始めたダイビングにのめり込み、スクーバダイビングのインストラクターとして1999年よりニューカレドニアに移住。
離島イルデパンでの生活を3年経験し、今はニューカレドニアの首都ヌメアで暮らす。
ダイビングサービスの運営と平行して日本の専門誌やフランスの国際水中映像フェスティバルで自身の写真作品を発表し続ける。TVや雑誌の撮影コーディネーターとして様々な撮影シーンにも関わっている。
東京新宿のヨドバシギャラリーINSTANCEにて写真展開催予定(期間: 2013年9月30日〜10月6日)。
 
HP: http://wwww.alizedive.com 
 
ちきゅうラジオで、お届けしていただいた話題は:
 
【タイトルは「燃料が今朝到着」】

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「昨夜320,000Lの燃料を積んだバージが、数日間燃料がなくなって困っているマレ島の人達のためにヌメアを出発した。新しい貨物船が運航するのは9月」
 
【背景と内容】
ニューカレドニアは四国の面積ほどの長細いフランスパンのような形をしたグランドテール島と、マレ、リフー、ウベア、イルデパンの4つの島から成り立っている。グランドテール島には大きな港が整備されているので、燃料(ガソリン、軽油)は大型タンカーに積んで入ってくる。
 
しかし、小さな島には大きな港がなくタンカーを接岸できないため、首都ヌメアから中型の貨物船に積み替えて運んでいる。もともと島への物資や燃料の輸送は2つの貨物船が行っていた。しかし貨物船の1つが老朽化のために退役し、もう1つの貨物船は故障が見つかったため政府から航行許可が降りない。したがって島への物資や燃料の輸送手段が断たれてしまっていた。
 
そこで活躍することになったのがバージ(艀)、鉄でできた巨大な筏である。バージ自体はエンジンを装備していないのでタグボートを使って牽引する。今回はこのバージを使って燃料を供給することができたという話。
ただし、バージは海况が悪いと航行に危険があるため、海が時化ると運航できないという問題もある。
 
またこのバージを使った物資と燃料の供給はだいたい週に1回だそう。マレ、リフー、ウベア、イルデパン、と別に回るので、今回の次に供給があるのは約4週間後。それまで持ちこたえてくれるかが心配される。
 
海運関係で働く友人に電話をして裏話を聞きました。今回、バージに積み込みを行っている際、巨大なフォークリフトをうっかり海へ落としてしまったそう。そんなものを海に落としてしまうなんて失態があるのはニューカレドニアの人達のそそっかしさの現れかもしれない。(こんな失態はニューカレドニアでは日常的です)
 
故障した船はパーツを取り寄せる手続きをしているが、代金を前払いしないことには送ってもらいないのに前払いしていないので、パーツの到着のめどはまだ立っていない。
 
島を結ぶ輸送手段は島の人達にとって、まさにライフライン。
 
島で手に入らない食料品や今回のような燃料というものは、政府が責任をもって供給を確保すべきものであると思う。しかしフランスはレギュレーションに厳しい国なので、ボートが運航できる状態であっても、レギュレーションを満たせていないと運航許可を出さない。物資、燃料不足という深刻な問題が起きていることを心配し「輸送を手伝います」と申し出た大型船所有会社にも特別許可を出さない。
 
既得権益が関係するのかもしれないが、それ以上に法律に対する考え方がまじめ。裏を返すと、勝手なことをして責任を取らされることを恐れている。そんな考え方が我々日本人より強いようにも思う。
 
ただ、島々ではこんなに深刻な状態に陥っているのに暴動が起きたりはしていない。島で暮らす人達の生活はシンプルで、煮炊きは薪で火をおこして行っている家庭も多い。暗くなったら寝ればいい。魚は海で捕ればいい。なんとか生きていける。
 
そんな生活が今も多く残っている素朴なニューカレドニアの島々です。
 
私はイルデパンに3年住んだことがあるので、島の素朴な生活をリアルに体験しています。きっとなんとかなるだろ~、という楽観的なニューカレドニアの島で暮らす考え方が大好きです。
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<ウーマンブログ読者の皆さんへメッセージ>
 
ニューカレドニアはオーストラリアの東、ニュージーランドの北に位置する南太平洋の島。日本から週6便の直行便があります。島を囲むバリアリーフの長さは世界で2番。ラグーンの面積は世界で一番を誇ります。そのラグーンの一部は、2008年にユネスコの世界自然遺産にも認定されました。
 
フランスの海外統治領ですので公用語はフランス語。誰かと目が合ったときには知らない人とでも「ボンジュール」と笑顔で挨拶を交わすという、人々の暖かさが感じられる島。
 
またビーチリゾートきってのグルメタウンでもあり、本格的なフレンチや、その日に海から揚がったばかりの食材を使ったシーフードなど、食文化も充実しています。
 
海に囲まれた島なのでニューカレドニアの一番の見どころはやはり海。離島の白砂のビーチにターコイズブルーの水の色。スノーケリングやスクーバダイビングで見られるカラフルなお魚やサンゴ。感動のため息が漏れるほど美しい。
 
朝早起きして鳥のさえずりを聞きながら取る朝食も最高。次のバカンスにはニューカレドニアへいらして下さい。
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