初の女性大統領・誕生!!に沸くソウルより

いやーーー!日本でも大ニュースなりましたね、先日の衆議院選挙の数日後に行われました、お隣韓国の大統領選挙。初の女性大統領が誕生、加えて、日本のおよそ1.8倍の投票率、凄い凄い!
結果だけではなく、その内幕や現地メディアが伝える情報について、皆さんどれだけご存知でしょうか?
今回、ソウル在住で、私も今年の旅博で興奮の出会い&打ち上げ飲み会をしました、ハンサムウーマンの戸根めぐみさんに、詳しくお伝えしてもらいましょう!

*第18代 韓国大統領選挙
 
日時:2012年12月19日(水)
この日は、臨時休日に、一般企業、学校・幼稚園などはお休みになった。
まず、候補者は7名。そのうち、与党・セヌリ党の朴槿恵(パク・クンヘ)候補と、最大野党・民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)候補の一騎打ちといった見方。
 
第5~9代までの軍事独裁政治を行った朴正熙(パク・チョンヒ)大統領の娘であるパク候補は、韓国の保守層に人気。ムン候補は、第16代大統領だった故ノ・ムヒョン大統領の政策を忠実に引き継いだ革新派。比較的若い層に人気だが、若い層は流動的なため当日の投票が確実に読めないところが難点。
 
選挙戦の流れで、大きな動きがあったのは11月23日、無所属の候補だった安哲秀(アン・チョルス)氏が大統領選への出馬を辞退した場面。安哲秀(アン・チョルス)氏は、ソウル大学出身のエリート。アン・チョルス研究所(コンピュータウイルスワクチン企業)の代表だった。ITに長けている韓国の若者の憧れの存在で若者には絶大な人気を誇り、鳴り物入りで政界に乗り込んできたが、民主党のムン候補との水面下での一本化の動きの中で結局は大統領候補を辞退した。アン氏を支持する票が、ムン氏に流れると思われたが、当初、アン氏がムン氏を支援すると公言せずかなりの浮動票が生まれたが、結局はムン氏を支持すると公言、アン氏支持の票はムン氏に流れるとみられていた。大詰めを迎え、各メディアでの世論調査ではパク・ムン両候補の支持率は、ほとんど誤差の値で接近しており、選挙当日の最終開票まで、目が離せない状況だった。
 
【番外】
 
私が個人的に面白かったこと。韓国ではテレビで公開討論を行うのだが、これまで上位3候補の公開討論が各テレビ局のライブで放映された。上位3候補とは、パク候補、ムン候補と野党・統合進歩党の李正姫(イ・ジョンヒ)候補。1、2回目の討論では、イ候補がパク候補を厳しく追求。ついには、「私は、パク候補を落選させるために選挙戦に出ました」と爆弾(?)発言まで飛び出した。討論を見ていたが、「女性の戦い」といったじ。
間に挟まれた格好となったムン候補は、終始静かに様子見といった形だったため、ムン候補との討論より女性2候補の討論に目がいってしまった。第3回目の最終討論は、16日(月)に行われた。そんな中、イ候補が土壇場になって、候補を辞退しムン候補支持に回るという、まことしやかな噂が流れた。全体の1%ほどしかない支持率ではあるが、「パク候補を落とすために出馬した」というイ候補。自らを犠牲にし、最後の賭けに出るのか?選挙権のない外国人の身ではあるが、個人的には、目が離せない候補であった。
 
 
*第18代大統領選挙を振り返って
 
最終投票率75.8%という高い投票率だった今回の選挙。与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クンヘ)候補が
51.6%の得票率で当選した。最大野党・民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)候補は、得票率48.0%で惜しくも敗れた。国民が非常に高い関心を見せた今回の選挙だが、結局のところ、潜在的な対決構図がパク候補の父である故朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領とムン候補が故盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領政権の核心メンバーだったことから、故盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領との対決になったとも言われている。フランスのAFP通信が、「朴正煕、盧武鉉という2人の元大統領の『幽霊』が対決を繰り広げた」と評したことが面白かった。
何はともあれ、韓国では初の女性大統領の誕生だ。政治の方針はともかく、同じ女性として女性の視点からの政治というものが、どう展開されていくのかが非常に興味深いところだ。
 
【番外編】
 
選挙当日は、午後6時が投票締め切りでその後、有権者は開票速報をテレビのライブで固唾を呑んで見守っていたが、その際に韓国の公共放送局であるKBSが独自で開発した「Decision-K」という、当選者予想システムが目を引いた。午後9時30分前には、パク候補の当選確実を予測していた。さすが、「IT王国」という一幕だった。
*日本のOLさんにメッセージ!
 
外国に出て行くということは、色々な不安が付きまとうかもしれませんが・・・その分、自分の可能性を広げることができる絶好のチャンスです!少しでも興味のある国があり、行ってみようかな?と思うのなら、絶対に一歩を踏み出してみて下さい!行ってダメだったら、また帰ればいいのですから。韓国のことわざに「シジャギ パニダ」という言葉があります。「物事を始めたら、始めた時点がもうすでに物事の半分まで到達しているのだ」という意味です。つまり、始めるまでが非常に難しく始めてしまえば、もうすでにその半分を達成してしまったものと同等だということです。何か目的があって、海外に飛び出した時点で、その目的の半分は達成したのです。
新たな挑戦を求めて、飛び出していくみなさまを応援しています!
 
戸根 潤(とね めぐみ)さん TONE MEGUMI
新潟県出身
韓国ソウル市在住
 
大学卒業後、韓国ソウルにて日本語教師、留学コンサルティング、日系ニュース通信社勤務などを経て、2010年10月、日韓のビジネストリップのアレンジおよび現地コーディネート、日韓相互への企業進出アレンジなどを手掛ける会社「株式会社BTコンサルティング」を設立。
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