2013年はおめでたいこと続き!オランダ

Hello everyone,皆さんお元気ですか?寒くなったり急に暖かくなったり、雪が降ったり、と気温の変化についていけなーい!人、も多いはず。インフルエンザや風邪には気をつけて、今月も頑張って行きましょう!
ということで、2013年、早くも一ヶ月が過ぎましたが、、、今年といえば、どこの国・年が旬?
といったリサーチ、私は毎年のように行うのですが、(例えば昨年はオリンピックやダイアモンドジュビリーがあったイギリス、など)今回は、今年最も旬な国の一つ、オランダにフォーカス!
勿論ラジオでもとりあげましたが。。。
ウーマンブログ読者の皆さんに特別にレポートをお送り頂いたのは、アムステルダム在住のコーディネーター、キヨミユイさん。まぁお写真も沢山で素敵で、そして内容も興味深くて圧巻ですので、即共有!
早速、いってみましょ〜!まずは、キヨミさんからの自己紹介、それに続き、アニバーサリーおめでたいことだらけのオランダのレポートをどうぞ☆

読者のみなさん、はじめまして。アムステルダム在住のユイキヨミです。オランダにきて20年ちょっと。カメラマン&ライターで、主にオランダやアムステルダム、そしてベルギーのことなどを、日本の雑誌で紹介する仕事をしています。


オランダは様々な面で、日本とは対極的なところがあります。それでいて、美的意識などは日本と通じるものが多く、非常に遠くて近い国と言えるでしょう。そんな相違点と共通点を常に意識しながら、日々仕事をしています。


今年は、「アムステルダム2013」と銘打って、この街では、様々なイベントが企画されています。

http://www.iamsterdam.com/nl-NL/experience/Amsterdam-2013

 

 

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実は今年、アムステルダムは「アニバーサリー」が目白押し。

その一例をあげると:

*2010年にユネスコの世界遺産に登録された、アムステルダムの運河が建設され始めてから今年で400周年、

*世界屈指の音楽ホールとして有名な「コンセルトヘボウ」が、はじめての観客を迎えてから125周年、(写真はコンセルトヘボウ大ホール)


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*約10年間、改築工事のために大部分を閉鎖していた国立美術館が、晴れて4月にリニューアルオープン

*歴史ある街の動物園「アルティス」は、開園から175周年(1838年オープン)

*かのヴィンセント・ファン・ゴッホの生誕160周年 (1853年3月30日生、1890年7月29日没:写真はファン・ゴッホの自画像)


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(C) van Gogh foundation / van Gogh museum

*そしてゴッホの作品をたくさん所蔵する、ゴッホ美術館はオープンから40周年記念・・・・などなど。

 

これらを受けて、ユニークな特別展やイベントが予定されているため、世界的に有名なガイドブック「ロンリープラネット」が、2013年のおすすめベストシティートップ10というランキングで、1位のサンフランシスコに続いて、アムステルダムをベスト2に選んでいます。

 

数え切れないアニバーサリーの中でも、目玉となるのはアムステルダムの運河建設400周年記念と、国立美術館のリニューアルオープン。

 

運河建設400周年に関連したイベントでの一押しは、アムステルダムミュージアムという博物館で8月末まで開催されている「黄金時代」という大展覧会。

http://www.amsterdammuseum.nl/en


この展覧会に合わせて、同名の本も出版されており、人気を博しています。

この他、同じく同名のテレビシリーズも放映されていて、今オランダはちょっとした「黄金時代ブーム」です。

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(展覧会:黄金時代 アムステルダムミュージアム)

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同名の本も出版され話題を集めている 

 

黄金時代が幕を開けた400年ほど前、この街は、東インド会社などの貿易によって、多大な冨を得ました。そして、今でもアムステルダムの特徴といわれる「自由と寛容の精神」で、世界中の人々を惹き付け、多くの移民がこの街に定住します。街はあっという間にいっぱいになり、拡張を余儀なくされます。この展覧会は、そんな約4世紀前の街の様子、人々の暮らしぶり、当時の流行、政治や宗教、哲学、そして世界を制覇した航海の歴史を、当時の物品や絵画などを交えて、詳しく説明していますので、歴史に興味のある方は是非!

 

併せて見学したいもうひとつのオススメは、ヘット・フラフテンハウス(運河博物館)での展示です。

http://hetgrachtenhuis.nl/?lang=en

当時、街の拡張を一度に行うのは無理なので、長い見通しをたてて段階的に運河を掘り拡張していきました。この拡張プランについて詳しく説明する展示です。アムステルダムの拡張計画は、当時から非常に優れた都市計画であったと言われています。現在でも、この街は先駆的な都市計画で世界に知られていますが、この「DNA」が、400年も前から受け継がれていることを物語る興味深い展示です。

 

2月15日から5月末までは、市立公文書館でも「ブーミング・アムステルダム」という展覧会が開催されます。

http://stadsarchief.amsterdam.nl/english/home.en.html

これも、運河建設400周年にちなんだ展覧会ですが、当時の地図をみながら都市拡張の歩みを一望する展覧会だそうで、こちらも面白そうです。

 

8月には、水上コンサートなどもある恒例のアムステルダム運河祭が開催されますが、今年は運河建設400周年なので、このお祭りも盛大なものになりそうです。

 

ここでちょっとミニトリビア:アムステルダムを縦横に流れる運河の数は165本ほど、その全長は約100km、そして、そこには約1300の橋がかかり、約800のハウスボートがうかんでいるそうです。

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(アムス運河) 

 

そしてもうひとつのメインイベント、国立美術館リニューアルオープン。

https://www.rijksmuseum.nl/?lang=en&gclid=CLDn1cXUjbUCFe3KtAodbFUANw

この美術館ではフェルメールやレンブラントなど、巨匠の傑作を数多く所蔵しています。

この10年間、大々的な改築工事をしていたため、規模を大幅に縮小して、限られた作品だけを展示していました
。

この工事はとても難航し、幾度となく座礁したことから、今回のリニューアルオープンは関係者だけでなく、街、そして私たち市民にとっても喜びひとしお。このオープン後は、世界初の「閉館日なし、365日オープンの国立美術館」となる予定です。

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© Myra-May (国立美術館外観)

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©Rijksmuseum (レンブラントの傑作「夜警」) 

 

国立美術館は、「ミュージアム広場」という大きな広場に面していますが、となりにある市立美術館も、昨年、ながい改築工事をおえてリニューアルオープンしました。

 

40周年を迎えるゴッホ美術館も、この広場に面していますが、こちらは現在改修工事の真っ最中。

http://www.vangoghmuseum.nl/vgm/index.jsp?page=194&lang=en

工事完成予定の4月後半までは、ゴッホ美術館の作品は、エルミタージュ美術館のアムステルダム別館で見ることができます。

http://www.hermitage.nl/en/

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©Van Gogh foundation / van Goghmuseum

 

芸術ファンにとっては、ミュージアム広場に林立する全ての美術館がオープンした、5月以降がオランダを訪れる「旬」かもしれません。

 

アムステルダムから、電車で20分ほどのハールレムという街には、フランス・ハルス美術館という素晴らしい美術館があるのですが、こちらも今年、開館100周年を迎えます。

3月23日から7月28日まで、レンブラントやルーベンスなども見られる、ユニークな企画展がありますので、芸術ファンは是非!

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 Â©RVD (退位するベアトリクス女王)(C) RVD ï¼ˆæ¬¡æœŸå›½çŽ‹ã‚¦ã‚£ãƒ¬ãƒ ãƒ»ã‚¢ãƒ¬ã‚­ã‚µãƒ³ãƒ€ãƒ¼ï¼‰

© RVD. Frank van Beek-k.jpg

  

ちなみに、3月21日から2ヶ月間は、世界でもっとも美しいと名高い、花の庭園、「キューケンホフ公園」がオープンします。

毎年、花が咲く春に、2ヶ月だけオープンする公園で、オランダでも屈指の観光スポットです。この庭園のオープン時期に合わせてオランダを訪れて、アムステルダムの歴史や、戴冠式の盛り上がり、巨匠の絵画を一度に堪能するというのも一案ではないでしょうか。

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(キューケンホフ公園)

 

自由な雰囲気が多くの人々を惹き付けるオランダ。

たくさんのアニバーサリーを、世界各国の人々と共に祝えたらと思います。

日経ウーマンブログの読者の方々へメッセージ

 

メッセージって、とても難しいです。

 

そもそも私は、外国生活に興味があったわけでもなく、偶然のなりゆきでオランダに辿り着きました。手に職もなく、オランダ語も話せなかったので、こちらに来たばかりの頃は生活のために移民の人たちが集まる工場で一生懸命働きました。今振り返れば、非常に貴重な経験だったと感謝しているし、現在の仕事にも役立っています。私は、とにかくその時々に、目の前のことに無心に取り組めることが大切なのではと考えています。野心とか、「自分の正直な気持ち」とか、他人の成功談を基準に行動しても、それがよい結果に繋がるかは現時点では絶対に分からないし、迷いが増えていくだけだからです。人それぞれだと思いますが、みなさんはいかでしょうか?

 

 

ユイキヨミさん プロフィール

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東京出身、アムステルダム在住。フォトグラファー、ライター。

オランダジャーナリスト協会会員。

ミュージシャンと、宣誓翻訳家の同僚ふたりとともに、studio frog(systembolaget5.jpg

Systembolaget ~スウェーデンの酒屋さん~


ザリガニパーティー、夏至祭、ニューイヤーズイヴ。アルコール度のきついお酒を片手に何度も乾杯を 繰り返す、宴好きな国スウェーデンには酒豪が多く、手軽で安くお酒が入手できるのでは?・・・っと 思いがちなんですが、これがなかなかややこしいものなんです。


スウェーデンでお酒を買おうと思ったら、予めキチンと計画を練って、決められた時間内に決められた 場所へお酒を買いに行かなければなりません。・・・っというのも、スウェーデンで販売されるアルコール 度 3,5%以上のお酒は全て国営の酒屋さん(Systembolaget)が独占で専売権を握っているので、 スーパーなど他のお店では販売できないようになっているんです。全国津々浦々に 400 店舗ちょい 設けられている Systembolaget の営業時間は、平日朝 10 時~夕方の 6 時まで。十数年ほど 前までは、シャッターが堅く閉ざされていた週末も、今では土曜にのみ朝 10 時から 3~4 時間ほど 営業してくれるようになったので、もう仕事終わりやお昼休みに、バタバタとお酒を買いに走らなくても よくなりました。


国が全ての酒屋さんをまとめて経営してくれているので、どこのお店に行っても値段は全国均一! アルコール税は高くとも、利益目的のお店ではないし、品質も確かなものしか取り扱っていないので、 支払う側としても安心して買い物をすることができます。酒税は、アルコール度によって異なり、きつ いお酒だと税金の取立ての方もきつ~くなってくるもの。例えばワインだと、仕入れの 19%プラス、 一本につき約 50 円が酒税として取られます。この税率は銘柄などに関係なく、ワイン一本につ き・・・っという計算になるので、高級ワインが他の国に比べ、お安く買えたりもするんです!


今でこそほとんどのお店が、自分でボトルを手にとって選び購入できる”普通のお店屋さん”スタイル になりましたが、ちょっと前までは、壁のショーケースに陳列された商品の名前を覚え、レジに行って、 それらの商品を出してもらって買うというスタイルが主流でした。だから、たまに、『新しいワインに挑戦 してみようかなぁ~』っと思っても、番号札を取って自分の番がまわって来るまでの間に、それらの長 ったらしいカタカナ名を暗記し、カウンター向こうにいるお店の人にちゃんと伝えることができなければ、 ミッション失敗。そんなややこしい状況下だったからこそ、Systembolaget に勤める方々のお酒への 知識はとても深いもので、「こうゆう料理に合う、こうゆうタイプのワインは?」と聞くと、ちゃんと的確な ボトルをお勧めしてくれるものでした。


また、Systembolaget に勤める方々は、二十歳未満の未成年者、酔っ払い、密売目的のある人 などにお酒を売らないよう、常にキチンと目を光らせてくれています。レジの人が、『このお客さんは、 25 歳以上に見えないなぁ~』と思うと、身分証明書の提示を要求することができます。私も成人に なりたての頃は、「身分証明書を見せてください!」と毎回のようにしつこく言われ、うんざりしたもの でしたが、年頃の子を持つ母となった今では、このルールは大変ありがたいものです。また、すっかり おばさんと化してしまった今でも、たまぁ~に、「身分証明書を見せてください」な~んて疑いの目を かけていただけると、宝くじで大当たりしたぐらい、ウキウキと嬉しくなってしまいます♪お国が国民のアルコール文化に、ここまでずっぽり関与するようになったのは、今から 200 年以上も 前の事。北欧人が好んで食す塩っ辛い食べ物には、アクアビットなど、きつ~い蒸留酒とのバランス がよかったようで、多くの家庭には my 蒸留酒製造機があり、ジャガイモや穀物ã
ªã©ã‹ã‚‰ãŠé…’を作っ ていたようです。その後工業化が進み、蒸留酒の大量生産ができるようになると、人々のアルコール 摂取量も大幅に増え、一人年間 46 リットルもの蒸留酒を飲んでいた時期(1829 å¹´)もあったとか。 これって、ウォッカとかの大瓶だと一人週に一本以上開けてたっていう計算になりますよね!


酔うために飲むでん酔状態の人々が増え、さすがのスウェーデンも、『これじゃ、いけない!』っと思い、 お国を挙げて禁酒運動を盛り上げるようになりました。家庭用蒸留酒製造機を没収してみたり、 配給制度を用い購入できる量を制限したり、ほんのひと月という短期間ながらも完全禁酒令を設 けてみたり。そして、ついには、お酒の販売を政府が独占化するところにまで至ったのです。


禁酒運動はさらにヒートアップし、国は真剣に『お酒というもの自体をなくしてみてはどうだろうか?』 と、考え始めるようになりました。そして 1922 年、スウェーデン禁酒令の有無を選ぶ国民投票が行 われたのです。禁酒賛成派の勢力が優勢だった中、反対派は、「ザリガニは酒を必要としている! ザリガニを食べ続けたかったら、禁酒令に反対を!」といったフレーズをうたい文句とし、立ち向かって いきました。


勝負は予想外の超接戦!51% 対 49%の開票結果で、禁酒令反対側がかろうじて勝利を収める ことができたのです。スウェーデンで、今こうやって楽しく宴を繰り返せるのは、ザリガニ様のお陰といっ ても過言ではないでしょう!


国民投票に惜しくも破れ、飲酒を禁じるところにまでは至れなかったものの、その後も motbok と呼 ばれる配給制度を通し、購入可能なお酒の量を一人年間 8lまでと制限し続けることにしました。 1955 年、その制度と交代でできたのが、今ある国営酒屋さんの原型 Systembolaget なんです。

もちろん今では、”購入可能な制限量”などといったものはなく、EU 諸国に加盟することによって、 がんじがらめになっていたアルコール規制も、や~んわりと和らいできました。でも一方、EU 加盟後 の 10 年間で、アルコールの消費量が一気に 30%も増加してしまったというのも事実です。長い年 月をかけてスウェーデンが積み重ねてきた苦労が、水の泡になってしまわないことを祈るばかりです。


お酒の大安売りなどされることもなく、酒税も高く、さらに外食で飲もうと思うと利率 400 パーセント という、と~んでもない値段を要求されてしまう国・スウェーデン。でも、お酒がいつでもどこでも買え ないという不憫さも、酒税が高いというのも、ただ単に税金を巻き上げてやろうという国の意地悪心 からだけではなく、国が国民の健康を案ずるという熱~い想いから生み出されたシステムだったんですね。


これからは、「高い!&高い!」と文句ばかり言わずに、お国が提供してくれている”思いやり” をひっしと感じながら、ありがた~く、そして楽しくお酒を満喫させていただきたいと思います♪



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【日本のOLの方へのメッセージ】

 

これからもお互い、肩の力を抜いて、何事もの〜んびりマイペースで人生を楽しんでいけるといいですね♪

本間グラーン千恵さん(ペンネーム:もみの木ちえ)

スウェーデンの片田舎で、家族四人+黒柴子犬一匹と一緒に、のんびりと暮らしています

 

 

【プロフィール】


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19歳の時、英国へ渡って以来、気がつけば、もう人生の半分以上の年月を欧州で過ごしてきました。イギリスでは、語学の勉強をした後、現地のcollegeに通い、秘書科や旅行関係などの学科に在学。それから2年半後、スウェーデンに移住し、最初の3〜4年は生きたスウェーデン語を身につけるべく、現地の国民高等学校に通い勉学を。資格&語学の下準備を終え、第一子を出産したところで、やっとこさ『働き始めよう!』っと思いきや、交通事故に遭い、重度の鞭打ち症に・・・。以来、体調が不安定な状態が続いているので、フルタイムの仕事は不可能になってしまいました。

でも、10年ほど前から義妹が始めた北欧雑貨ショップ ●SCAN CRAFT HOUSE● national.jpg

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