南仏プロヴァンスより、グチッター?!

Bonjour!!

世界で活躍する日本人女性ハンサムウーマンのプロジェクトを主宰しています、海外コーディネーター萩野絵美です。

私、やっとのことでスペインを北上しまして、南フランスのプロヴァンスに来ております。

プロヴァンスというと、みなさんどんなイメージがわいてきますか?

ラベンダー畑、ハーブ、セミ、白いワンピを着て麦わら帽子をかぶり、籠のバッグをもって、自転車に乗っておでかけ・・・みたいな(ベタですかね 笑)?

フランスの中でもハーブの宝庫として有名なサンレミ・ド・プロヴァンスで、

プロヴァンスッ子のみならずパリっ子にも人気のショコラティエ ジョエル・デュランを支えるのは、日本人カップル、だということはご存知ですか?

プロヴァンス在住3年目の橋本えみこさん&たいすけさんご夫婦、

特にえみこさんとは、彼女がおよそ7年ほど前にパリの日本料理屋さんで働いていた時からの、お付き合いです。

えみこさんのことを知れば知るほど、

こののどかでゆったりとしたプロヴァンスの雰囲気とは想像もつかないような、

彼女のお菓子作りに対する情熱や職人魂、強い信念、そして真っ直ぐな生き方に、私はいつも刺激を頂いています。

渡仏前の、やや?異色で波乱万丈なキャリアにも、非常に興味を掻き立てられたのは、言うまでもありません・・・!

脱OL→モデルクラブ →テレビ番組の(ずっこけ?!)レポーター、CMや企業のイメージガール→パティシエの販売スタッフ →日本料理店にて配ぜん係→ 百貨店にてエレベーターガール・・・

チョコレートの本場・フランスでパティシエ・熟練工のお仕事・・・一見、華やかなイメージがするかもしれませんが、

神経を使う作業が多く、根気と集中力の世界。とりわけノエルやバレンタインなどの大変な時期は、気の遠くなる注文と睡魔と戦う日々で、家に帰ると活字を読みたくなくなると、えみこさんは仰います。

そんな彼女の「日常」について、呟いて貰いました!

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Bonjuer!在仏8年目、3年前から主人と一緒にプロヴァンスで地元のハーブや果物を使ったチョコレートを作っています。
はしもとえみこです。
ツイッターをする人が多くなったそうですが、その言葉を最近知ったのはほんの何カ月か前。
プロヴァンスの田舎暮らしをしていると、パソコンの前に座ることすら億劫になります。

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私の労働時間
ぬけるような青い空、輝く太陽、オリーブの木を揺らす風の匂い。ここに住んでる人間は太陽電池で日頃のエネルギーを充電しているのではというぐらい 天気のいい日は、1日中外で過ごします。
こんなことを書いたら、ゆったりした時間の中、のんびりと仕事をして生活していると想像されるかもしれません。

しかし、現実は・・・少人数のスタッフで週40時間労働で残業なし、この時間の中ですべての仕事を間に合わせこなしていかないといけない、つまり 仕事の時は、1秒たりても無駄にできない、そしてチョコレートは本当にデリケートで0.1度の温度差で状態が変わる)、まさに集中力の世界です。

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ツイッターでなくグチッターさせてください。

私たち夫婦がアトリエの責任者になってから、日本人ワーキングホリデーのスタッフを採用することにしました。
若い日本人に、フランスの食材に触れ、生産者が見れるこの土地で多くのフランスの文化や風習を学んでほしいという願いからです。
日本人の若者を育ててるのは私たちが日本にできる小さな恩返しだと思っています。
ところが、驚いたことに何人もの若者が、採用が決まり働く何週間前に、他が決まりましたとか急に携帯電話に出なくなりメッセージを残してもかけてこなかったり・・・
こんなことは、今の日本では日常茶飯事なんでしょうか。
中にはわざわざ見学に来て、私たちは駅まで往復一時間かけて送り迎えした上、レストランで食事をご馳走しても、うちのオーナーがチョコレートをプレゼントしてくれても、何の悪びれもなく働く前に断るのです。日本語が通じるのに気持ちが伝わる言葉が全くない。ではフランス人だけだったら、本当に無言でブッチしてるのではないだろうかと心配です。

日本の恥を外に出すべからず

私の小さい頃は、ケーキと言えばこってり脂っこいバタークリームでした。

小学校の4年生ごろに初めて食べた生クリームのショートケーキは、衝撃的でした。
はぁーなんておいしいものが世の中にあるのだろう・・・っと。
今、日本は、フランスと肩をならべ、技術面ではまったく劣らないほど洋菓子は成長し、私たちの日々の幸せを支えています。
それは、私たちの大先輩のお陰です。
昔は、海外に出るのも大変で、もちろん金銭面でも裕福でないと飛行機が乗れない時代、私たちの大先輩は、何が何でもフランスに渡り本物を見て本物を日本に持って帰り伝えたいという熱意が、今の結果につながっています。
それは、想像を超える苦労がありました。まずアジア人の人種差別を受け、職場で厨房の良いポジションどころか、洗いものと雑用から始まり屈辱をばねにがんばられたとおもいます。
日本人が長い時間をかけて培ってきた信用があるからこそ、私たちもフランスで活躍できる場があるのです。
なのに今の若者は、その信用を裏切るべく、自分の都合しか考えない安易な行動を取ってくれます。
昔は、狭き門のワーキングホリデーも、今は誰でも気軽に取れるそうです。
そのせいか”フランスでいろんなことを学びたい”という人より、ただ単に”フランスを見てみたい”という人が多いと感じます。見たいだけなら旅行にしてください!
海外で働いて生活するということは、その人は、日本代表でまわりからいったい日本人はどんな人種だろうと注目されているのです。
百聞は一見に如かず。
一人の行動が全ての日本人の行動とみなされてもおかしくないのです。

想像力は、とても大切

一緒に働いてる若者にもよく注意するのですが、”相手の立場になって物事を考えてますか?”
例えば、箱詰めひとつでも時間に追われているからといって適当に手を抜く、これはお客さんのことを全く考えない自分の都合です。
お客さんをハッとさせる一粒の幸せを売る職業なのに、そのの一粒が歪んでる、輝いていない、自分がお客さんだったら、がっかりしない?といちいち説明しないと、わかってくれない。
どんな職業もそうですが、先の先まで想像する、これがとても大切なことです。

小さなストレス大きな幸せ

仕事から離れるとスイッチオフ。
昨年、購入したマイホームにもれなく猫がついてきて・・・ある日突然玄関に居座り、ニャーと鳴かずワンワーンと鳴き、気が付けば家族の一員になっていました。
今でも室内猫ではなく野外猫で、爪とぎはローズマリーの木で、オリーブ畑をかけずり回り、3食決まった時間に戻って来て私たちと一緒に食事をし、夜は一緒にベットで寝る。
休みは、猫のモモと花が咲き乱れる庭で、ゴロンゴロンと遊ぶ。
私の幸せ時間はどうしても譲れない。だからいつも忙しいのであります。

a bientot!(では また!) 

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DSCN1540.JPGはしもと えみこさん

http://www.hsww.jp/emikohashimoto

大阪生まれ
1990年帝塚山学院短期大学家政科食物栄養学部卒
1990年マツダ株式会社入社 営業事業に配属
1994年 同上 退社
1994年 モデルクラブ ポイント 所属 朝日テレビ”おはよう朝日です”の番組にて1年間レポーター
その他 テレビ番組でのアシスタントやCM 企業のイメージガールを務める
1999年あべの辻調理師学校卒
2000年あべの辻製菓学校卒
2001年パティシエ イデミスギノにて 5ヶ月間販売スタッフとして働く
2001年日本料理 神戸吉兆にて 配膳係
2002年人材派遣会社パソナに登録 阪神百貨店にて案内係
2003年結婚 渡仏
渡仏後、語学学校に通いながら、パン屋にて販売のスタージュ、パティスリーにてパティシエール、フランス料理店にてサービス
2005年 ノボテルホテル 日本料理”弁慶”にて、サービス 同年にメートル ド テル(給仕長)
2007年ショコラティエ ジョエル デュランに入社
2009年 同上 にてchocolatiere Qualifiee  (熟練工)

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