幸福の黄色いハンカチ「フィジー」

H&S WORLDWIDE、スタッフです。
2020年の東京オリンピックに先駆けて、今月から日本で行われる2019年ラグビーワールドカップ。
今回はワールドカップでの活躍も期待されるラグビーが国技の『フィジー』を紹介したいと思います。
フィジー共和国、通称フィジーは、イギリス連邦加盟国です。
330以上の島々からなる、火山やサンゴ礁でできた南太平洋上にある群島国家。
ビーチリゾートのイメージが強いフィジーですが、
火山が多いため天然の泥温泉があり現地ではマッドプールと呼ばれています。
美肌効果や皮膚病に効果があるため、観光客はもちろん地元の人達も利用しているそうです。

今年のラグビーワールドカップで台風の目になるかもしれないと言われている
フィジー代表の「フライング・フィジアンズ」が、7月13日に地元スバで歴史的な勝利をあげました。
ラグビーの強豪ニュージーランドのマオリ・オールブラックスに27-10で快勝しました。
フライング・フィジアンズがマオリ・オールブラックスに勝ったのは1957年以来、実に62年ぶり。
意外性にあふれるパスと突破で織りなす攻撃は「フィジアン・マジック」と呼ばれているそうです。
2016年のブラジル・リオデジャネイロオリンピックでは金メダルを獲得し、
選手たちがフィジーに帰国した日は国中が祝賀ムードで祝日になったそうです。
7人制ラグビーでの金メダル獲得を記念して、世界初の7ドル札も誕生しました。
ラグビーワールドカップでは1987年、2007年大会でも8強進出を果たしています。
フィジー代表のワールドカップでの活躍が楽しみです!

そんなフィジーには、元受刑者の社会復帰を応援する
「イエローリボンプログラム」というユニークな取り組みがあります。
フィジーの刑務所が取り組んでいる活動で、日本の映画
「幸福の黄色いハンカチ」がモチーフになっているそうです。
数年前にフィジーは「刑務所」を「矯正施設」という名称に変更し、
受刑者を仕事ができる状態にして、社会に戻すための様々な取り組みをしています。
出所後でも働ける能力を刑務所内で身につけられるように、
農業や養鶏業、陶器づくり、服の仕立てなどの様々な仕事を受刑者にしてもらいます。
1日あたり2フィジードル(約120円)の給料が各受刑者に支払われ、
それを出所後の自分のビジネスの資金源にしたり仕事に必要な道具を買ったり、
そのお金で大学へ進学する元受刑者もいるそうです。
また、一般社会の中で受刑者を受け入れてもらいやすくするために、
受刑者たちが老人ホームの掃除などの社会貢献活動をする様子を、新聞やテレビで報道することで
イエローリボンプログラムを広く知ってもらう活動も行われているそうです。

ハネムーンの旅先にも選ばれる、海が綺麗で楽園のようなフィジー。
そんなフィジーに住む人達の何に対してもいい意味で緩いところが
イエローリボンプログラムのような取り組みを実現する原動力になっていのではないでしょうか。
過ちを犯してしまった人達を許して受け入れる、とても素晴らしい心温まる取り組みだと思います。